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暫く前から、日系のスーパーマーケットで、青梅を見かけるようになりました。
無造作に箱に詰められたそれは、東京のスーパーマーケットで目にする、見事に大きく、青々と輝くような粒ぞろいの青梅と違って、色もまちまち、大きさもまちまちで、ところどころに茶色いシミが浮き出たり、くっきり傷が刻まれていたり。
まるで、今、庭のウメの木から取って来たかのような、飾り気のないウメの実たちの中から、綺麗どころの品定めをしているうちに、甘酸っぱい梅のジュースの味と、昔々のおぼろげな記憶が蘇ってきました。
ジリジリと焼け付くような夏の日射しと、肌にまとわりつくように蒸し暑い空気。
ジージーと鳴くセミの声を聞きながら、火照った頬に、氷を浮かべた梅ジュースのグラスを押し当てたのは、いつの、どこの記憶なのでしょう。
青い切子のグラスの模様まで目に浮かぶのに、あとのことは、記憶の彼方でゆらゆらと、あやふやに漂うばかり。
もう戻ってきそうにない記憶を偲んで、懐かしの梅ジュース作りに初挑戦。
このジュースを口に含んだら、忘れていた日々が蘇ってくるのでしょうか。
それとも、アメリカ初の梅ジュースの味が、記憶に残るのでしょうか。
出来上がりを待つ時間さえもが、風待月のお楽しみ。
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